CINEMA 4D でOpenGLを有効にしたらバグった時の対処法 How to Fix C4D OpenGL Error
どうも、ユゥです。
タイトル通りのことなのですが、最近CINEMA4Dの勉強をしていました。
すると、ビューポートがバグりました。
Cinema4Dの選択ツールを使用した時にこのように残像が出るのですが解決方法ありますかね?
— ユゥ (@yulu0829) 2018年1月6日
グラボはGTX1050Tiでグラフィックドライバーは最新です。#c4d pic.twitter.com/AhWvISCWH3
動画を見ていただけるとわかると思うのですが、各種選択ツールを使用したときにこの現象が発生し、ビューポートに選択ツールの残像が残るというものでした。
※執筆時のバージョン:CINEMA 4D R18 Student
解決策を調べていると、ビューポートが真っ暗になったりする問題の解決方法はたくさん出てきたのですが、この残像の問題の解決策は出てきませんでした。もっと調べれば出てきたかもしれませんが。
C4Dの一般設定より、OpenGLを無効にすればこのバグは解決できるので、それで我慢していたのですが、ポリゴンがそんなに多くないモデルを作成していたらすごくC4Dが重くなりました。そして我慢の限界が来ました。
色々調べていると、どうやらこれはC4Dの問題ではなくて、グラボの問題のようです。
では僕のPCスペックを確認してみます。
[OS] Windows10 Pro 64bit
[CPU] Intel Core i7 4790@3.6GHz(HT/4.0GHz)
[GPU] GeForce GTX 1050 Ti
[RAM] DDR3 PC3-12800 4GB*2 8GB*2 (24GB RAM)
こんな感じです。このGTX 1050 Tiが悪いらしい。
というか、ドライバが悪いらしいです。
ドライバは最新版に更新しているのに、ドライバが悪いなんて、そんなこと思うはずもありませんでした。
では、解決していきましょう。
以下の手順は自己責任でお願いします!!!
まず、グラボのドライバを削除する前に、新しく入れるドライバをダウンロードしておきます。Geforce Experienceからはインスコしない!
↑にアクセスして、自分のグラボの型番を選択して[検索]ボタンをクリックします。
僕の場合、このようなのが出てきました。
バージョンの数字の横にWHQLというマークがありますが、これがついていないとダメらしいです。
そして[ダウンロード]ボタンを押して好きな場所に保存します。(解像度が低い状態でもアクセスしやすい場所に保存することをおすすめします。例:デスクトップ)
ダウンロードが終わったら、次はグラフィックドライバを完全削除するツールをダウンロードします。
Official Display Driver Uninstaller DDU Download
↑にアクセスして、
赤で囲った青色のボタンをクリック。
Official Download Here をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードしたものを実行すると、自己解凍ウィザードが出ます。
解凍する場所を決めて、[Extract]をクリック。
先ほど決めた場所を見ると1つのフォルダと5つのファイルが生成されています。
この中のDisplay Driver Uninstaller.exeを実行します。
※作業中のプログラムは保存して終了しておいてください。
DDUを起動すると、このような画面が表示されます。
セーフモードでの起動が推奨されておりますので、セーフモードで起動し直すことをおすすめしますが、僕はセーフモードでなくても大丈夫でした。
[OK]をクリックして、右側に表示されている「選択したグラフィックドライバー」となっているところが、自分のグラボの種類(NvidiaかAMDかIntelか)を確認して、問題がなければ一番上の[削除して再起動]をクリックします。
クリックすると、復元ポイントが作成された後、ドライバの削除が開始されます。
注意:PCが完全に再起動するまで、何も操作は行わないでください。
再起動が完了すると、PCの解像度が低い状態になっていると思います。
※HDMI端子で接続しているディスプレイで、画面が表示されない場合は、ドライバを入れ直すまでDVIやD-subなどの端子を使用してください。
そして、最初にダウンロードしておいたグラフィックドライバのインストーラーを起動します。
もしこのようなウィンドウが表示されたら、OKをクリックしてください。
こんな感じで何かが始まるので100%になるまでお待ち下さい。
100%になると、自動でインストールウィザードが表示されます。
利用規約に同意して、カスタムインストールを選択し、クリーンインストールにチェックを入れます。
[次へ]を押すとインストールが開始されます。
インストールが終了したら、画面の解像度などを設定します。(自動でやってくれることが多いです)
必要に応じてPCの再起動を行い、CINEMA 4Dを起動し、メニュー上部の[編集]→[一般設定]で一般設定を開き、「ハードウェアOpenGL」にチェックを入れます。
C4Dの再起動を要求されるので、再起動します。
先日のC4D問題、無事完全解決しました!!!!! pic.twitter.com/XgnX59Hb9b
— ユゥ (@yulu0829) 2018年1月7日
やったああああああああああああなおったああああああああああああああああああああああ
というわけで、無事完全解決しました。なぜグラボのドライバがおかしくなったのでしょうか。わかりません。
作業中にいろいろ調べてみたのですが、GeForce Experienceからドライバを更新するのはあんまりよろしくないそうです。公式サイトからダウンロードすることをおすすめします。僕も今後はそうしましょうかね。
今回の記事の内容について質問やご意見等ありましたらお気軽にTwitterやコメントでくださると嬉しく思います!!!モデリングがんばるぞい!
ではまた